8: 元405(1/9) 2012/12/08(土) 13:00:35.64 ID:ibnhAYJs
「――ダメだ、もう、出る……っ!」
鏡音レンが、ベッドの上で切なげにうめき、その下半身から精を迸らせた。
「んむっ……!」
その股間に顔を埋めていた初音ミクは、口の中で爆発したレンの性器を咥え込んで離さず、放たれた精液を必死に飲み込む。
こくっ、こくんという、ミクの喉が立てるかすかな音だけが、狭い室内に響いた。
「はぁ……っ、ふぅ……」
やがて、全てを出し切ったレンは、肩を上下させながら、大きく息を吐いた。その全身には玉のような汗が光っており、
上気した肌をきらきらと輝かせている。
「……そろそろ、終わりにしないか? ミク姉」
呼吸の合間から、レンがミクに向かって気だるげに言葉を投げかける。
ミクもまた、長い髪をじっとりと素肌に張り付かせながら、ベッドに身を投げ出し、全身で呼吸をしていた。
「今朝から、ぶっ続けだしさ。いい加減、俺も体力もたないって……」
言葉の端々や身振りの一つ一つで、疲労しきっている事をミクに伝えようとするレン。
が、しかし。
ミクは、のろのろと身を泳がせてレンへ近づいてくると、その股間に再び、ぱくりと食いついた。
「いや、だからさ……俺の話、聞いてる?」
「………」
「ていうか、何か……怒ってんの?」
「……!」
その瞬間、ぐりっ、とミクが、唇の上からレンを甘噛みする。
「痛ってぇ!? ……何すんだよ、いきなり」
思わずその場で腰を浮かせてしまうレンに対して、ミクはゆっくりと口を離すと、うつむいたまま、ぽつり、と呟いた。
「……るの」
「え?」
レンが聞き返すと、ミクはきっ、とばかりに顔を上げ、涙ながらに金切り声を上げた。
「どーしてレン君は他の女の子とばっかりえっちするのって聞いてるのっ!」