280: 赤城さんマジ空母 2013/09/07(土) 20:54:47.20 ID:s7Yt1ks+
「ご褒美を、ください」
「・・・ん?」
赤城が珍しいことを言った
「褒美?」
「はい、今日は難攻不落の要所を突破したので・・・ダメでしょうか?」
「ふむ・・・」
確かに今日は彼女のおかげで沖ノ島を突破できたようなものだ
加えて普段から秘書として作戦会議に開発とお世話になっている
褒美を与えてしかるべきだろう
それに、普段生真面目な彼女がちょっとしたおねだりをしてきたのだ。
笑顔一つで応えてやる、というのが男というものだろう
「よし、いいぞ!好きなものを言っていいぞ・・・ポケットマネーで買える分だけだがな」
はたして何が飛んでくるのやら・・・財布の中身が足りればいいが
「いえ、それには及びません。私の欲しいものはすぐ近くにありますから」
そう答えた赤城は普段よりもゆるやかな笑顔を浮かべて近寄ってくる。年相応の少女のように
「ほう・・・?そりゃ一体なん───」
「ん・・・っ」
唇を塞がれた
俺よりも背の低い彼女は背伸びをして抱きつくように首に腕を絡め、キスをしてきた。
「ん、んん!?」
「ん、んむ、ちゅ」
動揺を隠せず硬直する俺と対照的に情熱的に口づけをする赤城
その勢いに押されるように、姿勢を崩した俺たちはそのまま仮眠用の簡易ベッドへ倒れこんだ
「んん、はむ、ちゅ、ちゅっちゅ、ちゅるっぴちゃ、くちゅっ!」
「あか、む・・・っは、ちゅぷっ」
喋ろうと口をあけたら舌をねじ込まれた
逃さない、というかのようにこちらの頭をつかみ、むさぼるように口内を蹂躙される
「ちゅっちゅ、ん、むぅ、ちゅ、はむ、ん、んんっ!」
「はっ、は、はむ、ちゅ、じゅるるっ!」
彼女に誘われるように、こちらも背中に腕をまわし、抱き寄せながら彼女を求めた
何度も何度も唇を重ね、絡まりあう
マーキングのように全身を密着させ、すり寄ってくる彼女
その柔らかさとぬくもりに興奮を覚え、股間は自然と固く、怒張を始めていた
それに気づいたであろう彼女はさらに体を押し付けてきた。そうなっていることが嬉しい、と言わんばかりだ
どのくらい経っただろう、快感と酸欠で意識が白くなってきたところでお互いの唇が離れた
ちゅぷっ と粘った音を立てながら二人の間に唾液の橋がかかる